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Hello world!
201805/29
300年以上受け継がれる伝統
龍踊の歴史
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zyaodori
「龍踊」は、日本三大祭りの一つとして全国的に有名な鎮西大社諏訪神社の秋の大祭「長崎くんち」の奉納踊(昭和54年選定・国指定重要無形民俗文化財)の一つです。その勇壮な舞は、伝統芸能として全国に広く知られています。
龍踊は中国で五穀豊穣を祈る「雨乞いの神事」として始まったと言われており、今を遡ること三百有余年…元禄年間の頃「本籠町」に隣接していた長崎市館内町にあった「唐人屋敷」の中で行われていました。そこで公益上にも密接な関りがあった「本籠町」の先人達が「唐人屋敷」の住人達から学びそれがやがて長崎くんちの奉納踊となりました。
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kagomachi
諸説ありますが、龍踊が初めて長崎くんちで奉納踊を披露したのは享保年間の頃と言われており、以来三百有余年、長崎くんちで龍踊は奉納されています。
三百有余年の間、先人達が知恵や工夫を重ねに重ねて行き踊り方が非常に巧みになっていき、日本独特の巧妙な踊りを魅せる現在の踊りとなっております。
全長20メートル、龍の鱗は大小合わせ8000枚。総重量150㎏の龍体を「宝珠衆」と10名の「龍衆」でまるで生きているかのように踊る姿は実に壮観です。
その踊りに欠かせないのが龍踊独特の音楽「唐楽拍子」です。「唐楽拍子」で使用される大銅鑼は風の音を表し、大太鼓は雷の音を表し、半鼓(パラパラ)は雨の音を表し、大・中・小三種類の蓮葉鉦は風の音を強調し、長喇叭は龍の鳴き声を表しています。
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